愛のソネット/投稿者
 
逆さに吊られた悪い人がのれんのように連なっている一角を過ぎると、見たこともないしあわせな花がいっぱい咲いている場所に出て、ふたりで小銭を出しあってまんなかの自動販売機でコップ酒を買って飲んだ。

窮屈さがとてもいいというのは誉めているのかけなしているのかどっちだ、というのが試験問題だったらこの国もいくらか潤うだろうなんちゃって、などと試験中にジャンクフードを食べながら考えるのはよそう。

結局、とか最後までイってないのに口にしないでくれるほんとに白けるわねえそう思わないの思わないからそんなふうに簡単に口にするんでしょうけど、と翻訳機は打ち出したけどたぶん嘘だきっと嘘に違いない。

お姫
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