カテゴリについて(二流詩人7つの条件補遺3)/佐々宝砂
いので、そうそうでっかい本棚は入れられないし、たーくさん本棚をそろえることもできない。しかたないから本を段ボールに入れて積むことになるのだが、その前に本の山を厳しく分別しなくてはならない。物置の段ボールに入るか、書斎の段ボールに入るか、本棚に入るか。どうでもいいものや、あちこちですぐ手に入るものは物置の段ボール行き(ごくごくまれに捨てる。たいていはいわゆるベストセラー本)。最新のもの、未分類のもの、役立つもの、好きなもの、資料は本棚。雑誌類、同人誌類、珍しもの、今は要らないもの、後で高く売るつもりなので今は日焼けしないようにしておくものは書斎の段ボール行き。つまり、書斎の段ボールに入ってるものは、
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