カテゴリについて(二流詩人7つの条件補遺3)/佐々宝砂
 
け物(パカモノ)の存在を許している街のひとたちの優しさが好きよ。しかしそうこうしてるうちに「ハイスクール・ウルフ」も終わったし天皇杯サッカーも録画だからあえて観たくないし、観るTVねえよー。

と、そんなことはどうでもいい前フリで、今回はカテゴリについて書く。

そもそも私がカテゴライズを必要だと考えるようになったきっかけは、自分の本棚の整理整頓であった。半分自慢で半分は呆れてほしくて言うのだが、うちには数千冊を超える本がある。全部読んでるかって訊ねるのはやめてね。読んだはずだけれど、どーでもいいものの内容は忘れてる。本の総数すら把握していない。とりあえず私が高校三年生のとき四千冊あって、
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