自分を信じる/せんたく板
なのかというと、思い
出から逃げないこと、そのときの気持ちを思い出すこと、そのと
きの僕と今の僕の違いを知ること。そのようなことの、やはりつ
みかさね。そういう思い出を大切にして、そこから得ることので
きる「信じる」は、やはり、小さいのだけど、それは冬の夜空の
星のように、小さくまたたいている。それはポケットに入れられ
るくらいに小さいのけれど、あたたかさを感じる。そのあたたか
さは、きっと、勇気なのだろう。僕は自分を信じることができた。
その証みたいなものを、今日、手に入れた。心が闇で
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