自分を信じる/せんたく板
 
闇であるとした
    らそれは星なのだ。たぶん、手に届かないほど、ずっと遠くにあ
    る星。その星をきょう僕は見つけた。少なくとも僕は信じること
    ができる。それを僕は、知ることができた。
    ありがとう。僕はただ感謝する。きっと神さまにだ。それと、自
    分を信じるその確信は、本当に小さなかたちをしている。しかし、
    それは決して壊れやすいものではないと思う。ただ遠くにあるだ
    けなのだ。その星の光のあたたかさが、ぼくを生かすことができる。
 
    ぼくは、すくなくとも生きているあいだは、何かを信じていたい。
    心にたくさんの星を
    ホシニネガイヲこめて。
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