【妄想は止まらない】 十階の家族 / たもつ/043BLUE
はもう理性のかけらもなくなっちゃう訳です・・。
そして10階までも妄想は膨らんでしまう。父親としては、こうやっていつまでも娘と一緒にお風呂に入りながら仲良く過ごすんだろうなぁ・・・なんて思っちゃったり。。そこが、けなげで悲しい・・。10階で「やがて娘もお風呂に一人で入るようになり」「恋をして結婚する」辺りで、父親も少しは理性を取り戻したらしいことが伺えますね。ただし、その直後、「その時も私達はいっしょに十階に住んでいるのであろうか」とくる。って「お〜〜〜い!!」(ノリツッコミ風に)この往生際の悪さが、「父親ですね」(※ここがこの詩の爆笑ポイントですから。)見かねた「女房」が最後に、「11階
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