夢の影の世界/秋葉竹
冬が終わるなら
最後に僕の罪を
降り積もる雪でかくして
雲に乗り
春を連れて来てくれはしないだろうか
もはや
あたたかささえ感じるやわらかな雪が
この冬ラストの
古い雪だと云うのなら
向こう傷をかくせない
僕の虚しい諦めを
つつみ込んでくれるような
なんだかそんな気がして
そっと許してくれそうな
振り返るとそんな気がして
流れ落ちつづける
綺麗な血が
鮮やかな過去を白黒に変えるから
冬が連れてくる春が
きっとすべてを塗りかえる笑顔で
すこし足早にやって来てくれるだろう
地平線すれすれの
蜃気楼のような異国の町を
新しい気持ちで
目
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