夢の影の世界/秋葉竹
 

目を細めてみやっている僕の夢は
そこに意味を棄て去った
未来の鏡面だったりするのだろう

鴉は街へ還るだろう
夢が過去へと戻るように
希みは夜に震えるだろう
さみしい心をだくように

そしてけれども来年には
また
新しい雪が降りはじめる
新しい夢が芽吹きはじめる

むかしから吹く風だけが
くだらない戯言に笑ってくれる

そこはやさしさしかない
罪さえない
気高いひとたちが好きな
夢ににじんだとびっきりの世界







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