詩情のプロセス/ホロウ・シカエルボク
 
バーの中の三杯の珈琲、それだけさ、きちんとした食事は一日に一度、夜に摂るだけ、人間が身体を使って生きていた時代じゃない、朝昼晩に三食は行き過ぎている、それが昔からの俺の感覚だ、昔この話をある人間に真っ向否定されたことがあった、自分は栄養学の知識もある、それは絶対に間違っている、人間は一日に三度食事をしないと健康に生きることなど出来ない、でもその主張をしていた男は酷く太っていたし、白目も澱んでいて薄汚かった、歯だってほとんどなかった、昔のギャグマンガに出て来るいけ好かない野郎みたいなルックスだった、セオリーは自分で作るものだ、これが良いからと既存のものを売り物にしていたら結果に気付けなくなる、それに
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