小説の習作 原稿用紙四頁 #05/田中教平
 
、溜息をつくと、飲料が欲しいと思い、二階キッチンに向かう事にした。
 カナがいた。
「回覧板、まわしてきたよ、外は雨がふってる」
「そう、ありがとう」
カナは素っ気ない風だった。ユウスケは構わず、コーヒーを淹れはじめた。
 キッチンでコーヒーを飲んでいると、なにとなく渇望が湧いてきた。ハイライトはベランダに放っておいてあった。ユウスケは今朝の朝食の皿洗いを終えると、ベランダに向かった。煙草の所在を確認した。ユウスケは禁煙薬を服していた。その、煙草の渇望をじっと耐えた。ユウスケは又、天気の事を気にしていた。晴れている。本日はカナの買い出しに運び手としてついてゆく日であった。
 ユウスケは
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