どうせしにゆくだけのものそのじんせいのひまつぶしに/あらい
ま、囁かれている訳で 思っているより生きている/雪片のかたちを覆う春が篤くなる順番を覚えていくように/浮き上がる自分を口にして 少しずつ、ほぉと内側にゆるむ/喉に溜まる明るさだけがなぐさめを測り損ねた/どこにあるのかもわからない。ハッとした鳥の骨だ/ふたつ折りのブルーライトやブラウン管から漏れはじめた星座も/誰かの瞼の裏で迷子になりながら縮んだ記憶と描いては/いまにしづむ。たましいは大きくあけたまま息をしていた(乾かしていた指の節に季節を置き去る。くぐる粉状の舌打ち)
しんとしたこいに ぱたりとやみのそこに わたしがゆれる。あれは犇めきあり、と あたる。耳に詰まっていた気がする?とえはた
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