明日から冬は居なくなるようだ。/山人
 
 きょう未明から冬型は緩み、一気に暖かくなるらしい。まだ雪とは闘える。その一方で不毛な労働からの解放にホッとする部分もある。
 今年の雪は昨年に比べると積雪量は少ない。しかし、寒波が二週間ほど連続した。冬の職場のシフトは二日出て二日休みと楽になったが、出番時間は朝五時からだからそれまで一切の家周りや家業建物周りを除雪してから歩いての出勤となる。つまり、雪の多い時には二時台から作業を開始するといった具合だ。ただそれは大変かというとそうでもなく、いわゆる儀式のようなもので、言ってみれば自虐的快楽とも言えよう。やらなければならない作業でもあるが、まだ丑三つ時に雪をさらい、除雪機でダイナミックに投雪され
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