凄いぞ!TOP10 「立春前」本田憲嵩/室町 礼
いる。
冬=冷酷
蜘蛛=冬の花
小春日=仮面
春のように見えたもの=実は冬の冷酷さ
これらはすべて、
主体の情緒を補強するための“装飾”でしかない。
世界の側の論理がないから
世界の側の抵抗がない。
だから他者性がない。
これは、
詩の言語が世界と接触していない
という根本的な欠陥を表している。
この作者は、
「蜘蛛を春の象徴にするなんて詩的には意外で面白い」
と本気で思った可能性が高い。
なぜなら、
現代詩手帖やユリイカに載る詩の多くは、
?既存の象徴体系をズラす
?意外な対象を季節や感情の象徴にする
?反転・転換・倒錯を美学にする
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