Biometrics/ホロウ・シカエルボク
ただこう…いろいろなセクションを使い分けて書く方が健康的ではある、と言えるかもしれないな、今日はスピードを出すのか、今日は景色を見ながらのんびりと走るのか―そんな感じさ、その日に一番適したものを選択するんだ、それがコンディションのせいなのか、脳味噌のせいなのか、あるいは空き時間の容量のせいなのか、俺にはわからない、けれど、いままでで一番充実しているというのは言えるかもしれないな、音楽を使いはじめたことによって、闇雲なリズムの憧れや、叫びへの衝動なんてものはある程度消化されるようになった、ここに並べられているのはいわばそれ以外の領域で展開されている思考の記録だ、一点集中、たったひとつの火種で最初から
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