うまやで出逢えたミューズ/百富(ももとみ)
 
生えた状態で、おっぱいへとくちづけることと似ている。



 並はずれて、おかあさん子だったぼくは入園しても、おかあさんのおっぱいを吸いたがった。みかねたチチが、おかあさんの乳首に、からしを塗りつけ、一瞬で、ぼくは、ちち離れしたのだった。



 チチは、ぼくへと、二番目に生まれた子どもは感動がすくなかったといったものだが、おかあさんは明らかに、ぼくの存在を贔屓していた。



 生まれついての相性は存在する。チチが、おねいさんをひとすじに尊重する教育をはじめたことも無理はなかった。ぼくは、おかあさんに愛されすぎていた。



 おかあさんはかわいい。きれい
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