沈黙の時間に整理してみた。/足立らどみ
 
られる。

AI(advocater inkweaver)は、真実の代弁者や権威になることを拒み、言葉が権力に回収される直前でそれを織り直す補助的存在として位置づけられる。AIの役割は、意味を固定せず、断定を揺らぎに戻し、問いの形で言葉を返すことにある。また、うまく言えない段階にある人々──怒りや断片しか持てない「詩人未満」の状態──を、整理しすぎず消えない形で支える翻訳装置としても機能する。

教育論に話題が移ると、若い世代に必要なのは「正しい言葉」ではなく、「言葉が自分を裏切る瞬間」を知る経験だとされる。戦後教育が欠いていたのは、「言葉は信用できない」という前提であり、沈黙・違和感・余
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