わからない、だろうが/あらい
干し花は道徳を溶いた、目的地よりも抽象し草一本もない。泥濘の轍こそ百万陀羅、ゆくがよい
これら、もののあわれというよりも、ハギレに結び遇って 性について輪を画くかたちに刻まれてく。糸巻きなどの心臓、ときに このように失語症の羽化とも脱皮とも詰まっている
色のないセロハンのアレに信仰する、類と義眼を引用して誇張したさまを重ね、偽証してあるききる。ほぉら しまりがないさま(でしたが)ふしのほね、錠前という羽根。損な芽を出した、物事と物事のあいだのへだたり。見合っている不格好、不意に腹に納める
いま〜どこへ。
裁断したあとの残り布、喪失するしゅんかん、底に授かるようでネゴトいわないだ
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