復路光路。渇いた群衆/あらい
 
洗いする。)枯れ果てた謎に晒されるから。ひかりが見下ろしていました。アスファルトにまぎれる。(どうかな?)なきごえがちいさくきこえる。――静寂の森の感傷を着る、(前向きな巻き鍵を、みませんでしたか。)途絶えた言語に息を吹き込むため、
 ずぅと脳みそは空になり、あてがうようにして降りつもった、どうもその表面、荒れ鋳る琴と笛の、ひたとした鉛の櫂の誕生日を、温い風混じりの歩は泳ぎまわれ)祖の/ていどだが、手前の椅子でひとりごと(そのなかで懐かしさが好きだったかもしれない。)丁寧に指で梳くブラウンのシルク。齢いから、めくり始めたが、

〈流星/結晶〉と?砕いて光る?残された白紙の頁に位置づける?うみ
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