異世界ものについて/足立らどみ
? ペルソナを切り替える
? ハンドルネームで別人になる
? 立場によって言葉を変える
? 創作人格を生きる
これらは現代の一般的なネット行動ですが、
90年代〜00年代のネカマはそれを先にやっていた。
つまり、
「ネカマの違和感」=
当時の時代にはまだ準備されていなかった“未来の人格構造”が、
早めにネットに流入したときのノイズだった
ということです。
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◆◆ ウォシャウスキー姉妹化とネカマ現象は同じ構造の上にある
どちらも、
「アイデンティティの再創造」を“物語としてではなく、現実として”実行した例。
映画作家が現実の自
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