それが俺が耳にした歌なら/ホロウ・シカエルボク
 
ったりとついて行けないといろいろなものを見過ごしてしまう、もちろん、それらすべてを拾い続けることは出来ない、瞬時に飛び込んでくる様々な現象、印象は、必要なものは留まるし不必要なものは落ちていく、すべてを拾うことが目的ではない、必要なものを手に入れるためには不必要なものまでなるべく手に取ってみたほうがいいという話だ、食器や洋服を買う時に買うものだけを手に取るわけでは無いだろう、あれでもないこれでもないと手に取って悩むはずだ、それと同じだ、それを変化と同じスピードの中でやっていくということだ、それをするには余計なことを考えてはいけない、ああしなければいけないとかこうしたほうがいけないというような迷いが
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