ときめいて     蒼風薫/エヴァル−ジュ
 
椅子に子守唄を「望まなかった』

焦がれて儚く潰え



あまりのやり切れなさに思わず
荒んだ瞳になって街のど真ん中で

・・・黙して耐えなければならない時に私が

想う  風景がありま絵
そこはひたすらにさやかで絵のどかで   透明です



遣る瀬無さの雨に降られて傘もなく誰もなく

帰りたくなく(孤独へと)だから街のど真ん中で


思わず・・・・汚い言葉を、唇を、
噛んで

あるんです  望ましい私は何処かに在るんです

探すためのいつもの靴に履き替えて(色や形はお任せします


紐をしっかり結びそして2つの川を渡り終えると


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