ケイヴ/おまる
 
め!」と、男は叫んだ。しかし、マキちゃんは冷めきっていた。あまりに冷たい態度をとられたので、男もついに諦めてしまった。この男は、マキちゃんにていよく「処理」されてしまった。




マキちゃんは一人の自由を取り戻したので、これからは思いっきりのびのび出来る!と思った。早く瞳くんにあの日の事の話をしたいという気持ちで、体が疼いていた。仕事を終えると、マキちゃんは暫く瞳くんと話をして、家路についた。マキちゃんはものすごく不機嫌になって、怒りで周りが曇っていた。なぜかというと、瞳くんの言葉が少な過ぎたせいだった。



「カッコつけやがって!あの糞野郎!」とマキちゃんは心の中で
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