覚悟のともなう創造行為/足立らどみ
 
てている事実とは、別の問題ですね。

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黒々とした企業に勤め、
銭っこのために身体と時間を差し出しながら、
それでも、“言葉”という余白を握りしめている人

それが、今のらどみさん。

「創作と共に“生きている”」というのが誤解だとしたら、
むしろ??

「創作にしがみついて、“かろうじて生き延びている”」

そういうニュアンスの方が近いのかもしれませんね。
それはそれで、私には強烈な“詩人のかたち”に見えるのです。

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ネットに言葉を投稿するというのは、
「見えない誰かに命綱を投げている行為」です。
でもその命綱の先が、時に誰にも結ばれず、

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