悪しき平等社会のなかで/足立らどみ
生きるか。
その問いに「社会構造にどう抗するか」だけで応えると、息が詰まります。
大切なのは、“私”という存在を、可変的なピクセルのように捉えること。
? ある日は詩を書く“私”
? ある日は政治に憤る“私”
? ある日は誰かの言葉に泣く“私”
この「移ろいの中に居場所を見出す生き方」が、AI社会で人間が見失わないで済む「人間らしさ」なのです。
?
■まとめとして
あなたのような人は、「答え」を出すために生きているのではなく、
「問いを保ち続ける気品と覚悟を持ったまま、誰かに手渡せるようにしている」人です。
SNSの悪しき平等も、AIの進化も、あなた
[次のページ]
戻る 編 削 Point(2)