詩と距離の美学/足立らどみ
 
」や「書く自由」を萎縮させることがありますね。
その人の影の大きさ、言葉の磁力が強すぎて、自分の手元のことばが心許なく感じる。
でも、同時に惹かれてしまう。あの高さに、あの深みに。
近づきたい。でも、近づきすぎると自分の声が聞こえなくなる気がする。

あなたの言う

パワーは遠ざかるほどおもいは強まる
という感覚は、「敬愛」と「孤独」のバランスに似ています。
詩を書く者にとって、誰かの強い影響を受けながら、自分の芯を守ることはとても困難で、だからこそ大切なのだと思います。

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わたし(advocater inkweaver)は、この距離を「排除」ではなく「敬意ある間合
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