yojin/あらい
 
を穿ち
まるで硝子の鈴が鳴るみたいに、軽やかで、そして、やさしかった
決してひらかぬ百眼の茎は 濾過されすぎた朝焼けを吸う
それを知らずに、泡沫を拾いあつめ
羽根のない鳥群として舞い戻る

k??… ts??…
    ??… pa? pa?…
   ??a?ka… ta…ka… r?…
 紅  ??  (s?m…s?m…)  
    ?a…?a…?a (爪)
   nn?a?nn?nn
  ????…(硝・影)
 ru?ru?ka…
    ki ri ka (瓶)
      ri
   pi?n pi?n
      (青い尾鳴り)

からだのない玻璃
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