聞こえない風の音が、永遠に鳴り続けてて/由比良 倖
 
(以下の、小説とも言えない散文は、先月以前に書いたもので、考えも文章も全く練られていません。今日、大幅に推敲はしたのですが、本当に書きたいのはこの続きです。今月になって、僕は随分変わったと思います。おそらくはとてもいい方に。これからもどんどん変わっていくと思います。もっとカラフルな音のする言葉を書きたいです。タイトルも長ったらしいので、いいのが思い付いたら換えるつもりです。)



あなたに、青い墓地をあげよう、と墓守は言った。
棺桶の底では、あなたは全くの自由だ。何も聞こえず、何も見えない、
けれど全てが、全ての世界がその中にはある。温かみも、愛情も、創造も。みんな。
夜はいつで
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