答えが見つからなくても少しだけ/足立らどみ
 
ようとする意欲こそが、さらなる成長を可能にするのです。

ことわざや格言の重みと言葉の本来性

詩中には世界のことわざ・格言への言及もあります。ことわざは古くから伝わる知恵の結晶であり、「昔から言い伝えられてきた知識や教訓」として今日まで受け継がれてきました 。実際、日本語には約5〜6万ものことわざがあると言われ、各国にも同様に文化や歴史に根ざしたことわざが多数存在します 。例えば英語の “There is no use crying over spilt milk”(覆水盆に返らず)や中国語の「塞翁が馬」など、国は違っても人間の本質に迫る普遍的な教訓は共通します 。
これらの言葉は時代
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