ぼくは、あなたの大きなおっぱいで終わりました。/田中宏輔
 
て、小さな人生の殻を破るために
きのうに戻るより良い方法を見つけるために会った。
ヤドカリが捨てていった空っぽな空があって
最後にはそれを着て歩くことができる。
ぼくは、あなたの写真を見るたびに幸せを感じる。
ぼくは、あなたに好かれないほど痩せてはいなかった。
コンビニから、おれが通りに立つと、通りには黄色い光が点滅していた。
なんて奇妙なカップルなのだろう。
スーツのうえから着たスーツのうえから着たスーツのうえから着たスーツの
冷たい通りには静かな喜びが漂っている。
漁師の妻は太くない短いペニスが好きだった。
霧が深くて、自分の家を見つけることもできない。
旦那が壁にカラ
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