自然と、人間/鏡文志
 
れ、謙虚たることによって、幸せになれるのでは、ないだろうか?

このナレーション魂。広く狭く浅く深く、自由に伸縮運動を続け、決して真実に辿り着くことなく、悟りへと彼岸へと向かうことなく、楽しきを演じるインチキ臭さを守りながら、それを読み、また触れる人々にとり、良き秋刀魚とビールの味の組み合わせの如く、五臓六腑に染み入ることが出来れば本望であります。



結詞『風に弄ばれて』

どれだけ大欠伸しても、どれだけ足を伸ばしても、人間は自然より自由には、なれない
どれだけ早起きしても、どれだけ歯磨きしても、人間は自然より長生きは出来ない
どれだけ笑顔が絶えず、どれだけ幸せであろうとも
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