鬱と新作について/鏡文志
と諦観と諦めを日本人に広めたお笑いタレントと言えば、タモリさんが挙げられる。
70年代に嫌われタレントナンバーワンとして登場し、その後お茶の間の顔となるとイメージ変革。
いいともにて毎日サラリーマンの如く、鋭利さを捨てフレンドリーシップを繰り広げる姿がお笑いに夢を見る、たけし派の鋭利型お笑い好きからは反発を喰らった時期もあったとか、
業界人が語っていた話にあるのだが、業界のタレント。例えばSMAPのような人達にたけしタモリでどちらが好きかという話で、たけしさんの言葉は筋が通っていて真っ当なため、少し怖いそうだ。真っ当で筋が通っている人の話は本質を言い当ててしまうため、業界の闇に触れる話
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