ひてろゆにほう談話/鏡文志
喜渋味明投全打
これらの言葉は土になる前の、泥としての言葉。
心は土である。決して石になることはない。と、ひてろゆにほう。そうかな? と、私。
神はトリックを仕掛け、アリバイを作った後、鍵を放り投げた。だから人間にわかることはほとんどない、とひてろゆにほう。
神様には良識がない。法と道徳もない。人間には理想がある、と私。
この世には神が作った摂理がある。地球環境の恒常性を見てみよ。神はほんの僅かなことにもこだわり抜いてこの世界を設計建築している。昨日が明日に変わることはないし、秋の景色から、春の景色へと変わることもない。こだわりがあることで、人生は豊かになる。執着なき自由は、彼岸
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