メモ/りつ
「男のひと」
実際どうなんだろう。ある女を惚れぬいてると思ってる男のひとを諦めさせるには、幻滅させればいいのだろうか?
どうも、自分に自信がある男のひとは、
一筋縄ではいかないらしい…
師匠は簡単だ。それで私への想いは封印してくれる。
ただねぇ、1度だって師匠には「愛している」と言ったことは無いし、実際「愛している」とは、違うのだ。
師匠は、己が命にリミッターをつけて、戦い続けている戦士だ。
敢えて言うなら、聖女たちのララバイだ。
マリアな気持ちが近い。
律aと律bがいるなら問題ないのだが、私は私ひとりしかいない。
求めるひとは我が君だけだ。
今まで生きてきて、初めて自分
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