メモ/りつ
 
自分から「あなたが欲しい」と宣言した。
初めて、生まれてきて良かったと思えた。
初めて、女で良かったと思えた。
初めて、身体に感謝した。

ねぇ、我が君。
師匠にローマの休日のような、宝物の1日をプレゼントしたい。
それで師匠とは、今生の、永遠の別れとなるのは解っている。
我が君が嫌だと仰っても、師匠の命が尽きる前に、5分でも10分でもいい。
師匠に会いたい。

こんな私を赦せますか。


あー、駄目だ。これは違う。
これは私のエゴだ。
私は師匠に、師匠を選ばなかった私を、実際に会って詫びて赦されたかった。
違う違う。そうじゃない。
もう師匠には、良い日々をプレゼントし終わっている。
ひとこと、「本当に愛するひとができた」と、今の幸せを告げるだけで良い。

心配かけて、ごめんね。我が君。
書いてみないと解らなくって。苦笑

我が君。
あなただけだよ。
私が真実、愛してると告げるのは、
やっぱり、あなただけだ。






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