夢のあと/栗栖真理亜
 
舌舐めずリをしながら、リーダー格の男が近付いてきた。
「やっ!やめろ…!」
振り払おうと手を払った途端にそれを合図に男達がいっせいに飛び掛かってきた。
それからはもう、服を剥ぎ取られたかと思うと体を椅子ごと縄でぐるぐる巻きにされ、殴る蹴るの暴行を加えられてもみくちゃになった。男の一人は僕の髪を乱暴に掴み、貧相だがそれなりに逸り立った自分自身を僕の口いっぱいに含ませてシコシコヤりだした。もう一人はどこからか竹の棒を持ち出して、その先端部分を僕の菊座に捩じ込んで上下に動かし始めた。
「ぐっ…!くッ……!」
僕は目尻に涙が溜まりそうになりながらもそんなやりきれぬ屈辱に耐え続けた。
どれだけの
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