おもえば、わたし。うつわにしづか/あらい
 
、べつに/ぶっきらぼうに→吊るして上げたいけど、

 あなたは日記もつけないくせに。これは、手に負えないので、
(追いつくものではない)字をつけるのでした
(見本の白蛇は毛並みが先頃からきた始末でした。)

それからありとあらゆる私からいつか眩した名に のぞきこんでみるものとは片道、雲行きの陰に用がある 尾根向うから流れはじめていた、森の逆で優雅に儚せるのを。雲が糸を吐きながら 私はまだ、眠りの隣で 常夜灯の傍で 手元に引き寄せればゆっくりと巻き戻しているだけ、

 では……(此処へ来るまでのスケッチだろ。)

腰をおろして覗くに王冠を炙った紅葉は、すっかり垂れ篭めていたのでし
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