コバルトのヒツジの瞳/あらい
の分、見知るだけだ。
無意味なようすは一人芝居だと鮮明にイメージして。カラフルなフィルムがまた、新しい言葉を生む。どうせしにゆくだけのものそのじんせいのひまつぶしに
色あせたしずくは深く貼られた 苦虫を奥歯で飼う、痛みばかし藪医者に便りを出すから。この際似せたばかりのよく晴れた朝。切り崩したcosmosの果てに 意識の断片がただ無作法にベッドの上でうねり、悪酔いした鉛の錆びたバラバラに。オレンジが咲き誇る。
夢また夢の短い午後じゃ嘘をつき、すり抜けて流れ込みリズムを刻みつつ散らばり、泣き顔を浮かべるサイコロの魔法のごとく。
「おもちゃのピアノが夢の中の夢中の飛行機雲。」
として芸
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