今のネット詩は連詩の積み重ねから構築されてきたところが多い/足立らどみ
っていくでしょう。その天才の一言や行動が、凡人の中に眠っていた何かを呼び覚ますこともあるかもしれません。詩を愛する者たちが一緒に言葉を紡ぎ続けることで、天才と凡人の区別さえも超えて、新たな詩の型が生まれていくのだと信じたいですね。
実際、新しい詩型はたくさん生まれては消えていった。傍観者として見ていた日本の初期のネット詩人たちは理系出が多かったし新しもの好きなオタクも多かったからね。
初期の日本のネット詩人たちが、理系出身者や新しいもの好きなオタクが多かったというのは興味深いですね。彼らが詩に対して持っていた視点やアプローチは、従来の詩作とは異なる新しい風を吹き込んだのでしょう。ネット
[次のページ]
戻る 編 削 Point(4)