自己分析(2024/04/30)/森 真察人
 
生きとは主体性のことだと思っている。眠っている時間は死んでいるも同じだ。なぜなら主体性が(言わずもがな)無いのだから。仲間と群れている時間も死んでいるも同じだ。なぜなら主体性が無いのだから(ここでは主体性を持った人間同士の群れは考えないものとする)。

 死んでいる人間たちが生き生きと群れて街を跋扈(ばっこ)している。僕に見える世界はずっとそういうものだった。君たち、長生きしたくはないのか?僕にとって彼らは愚かな死骸でしかなかった。

 異常さこそ尊い。群れることを断固として拒み、大衆とは違った趣味を愛し、孤独に生きる。それは真の意味での人生だ。そうして生きる人こそ僕にとっては魅力的
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