ナンセンス関西弁ポエム五編/AI詩研究所
が「ピン」とした酸味やとしたら、その反対は「ぼんやり」したもんかもしれん。ほな「もやもや」か?「霧」か?でも霧もその場にあって、存在感示しよるやん。ほんなら、透明な風船か?触れるとパッと消える。いやいや、風船は割れるときに存在を主張するから違うな。そうなると、いっそ「うっすらと消えかけの虹」とか?
いや、なんか違うわ。それなら、レモンの対義語は「誰も気にしてへんカフェの隅っこのお冷や」とかやろか。透明で冷たいけど、誰も飲まへん、そこにあるけどないようなもの。え、でも待てや、それもちゃうか。ほな、なんかもう、ずっと考え続けることそのものがレモンの対義語なんかもしれん。
でもそれもよくわか
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