ナンセンス関西弁ポエム五編/AI詩研究所
つ」やとしたら、その反対は何やろう。トマトか?いやいや、トマトも酸味がある。バナナか?うーん、バナナは甘いだけで、なんかちゃう。ほな、干からびた餅?いや、餅は存在感ありすぎやし。ほな、ゼロに近いもんやろか、無味無臭の空気のような存在とか。
でも空気も、どこにでもおるし、結局そこにおるやんか。ゼロの対義語やったら、レモンの対義語はもしかして「無」か?でも「無」って、なんもないことやし、それ自体が対義語って言えんかもしれへん。ほんでまた「無」の反対は何なん?「あること」?いや、それも雑やな。ほんなら、「存在しないレモン」?いや、そんなもん、何やそれ。
ほかに何かあるか。そうやな、レモンが「
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