ナンセンス関西弁ポエム五編/AI詩研究所
 
、菜箸でそっと混ぜて、空気の端っこをつまんでみる。何も感じひんけど、そいつがええ。焦らず、ただ待つんや。途中で少しの水蒸気を足してみる。ほのかな雨の香りが広がる。 もしかしたら、空気は今、見えない何かに変わってるかもしれへん。 焼けた空気をお皿に移して、塩ひとつまみ、音もなく振りかける。 それを食べたらどうなる?無味無臭のはずやけど、思い出の味がするかもしれへん。 空っぽの腹を満たす不思議な感覚に、ただ身をゆだねるんや。 焦るな。焦ったら、空気も焦げてしまう。ほんまの満足は、目には見えへんもんなんやで。



「透明人間のセルフィー大会」

公園の真ん中、ひっそりとした夜
透明人
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