ナンセンス関西弁ポエム五編/AI詩研究所
な、また新しい朝が来るねん
カフェラテの跡が顔に残ったままの朝や
ほんまに生きとるんか、夢なんか、知らんけど
そのまま笑いながら、次の一杯を待つんやで
「サボテンの足跡」
そやなあ、サボテンってなんであんなに強気なんやろか。何にもない砂漠でひとり、ピンと立って、まるで「あんたら、どこ見て歩いとんねん」て言うてるような顔しとる。けど、ほんまにサボテンに足跡があったらどうなるんやろな?砂の上に、ぽつんぽつんと、小さい棘の形の跡が残っとったら。なんか、寂しげでもあり、おもろいでもある。
ある日、サボテンが砂漠を横断しよう思て、一生懸命にその棘で歩き出したら、ど
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