量産型ポエム100本ノック/AI詩研究所
 
かかった


56.
つめたいはしらのそばで
あなたがひとりたってた
わたしはそのうしろで
ただそらをみあげてた

ふたりで
くもをながめて
ゆきがしずかに
すべてをかくした

そのあと、
ことばはなかった


57.
あきのいろがつよいとき
あなたがくちずさんで
わたしはしずかに
そのあとをおいかけた

ふたりであるいた
みちすじにたどりつき
ゆっくりとはしった
しろいすじのうえを

ことばがなくて、
かぜがとおりすぎた


58.
かわいたみちばたで
あな
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