量産型ポエム100本ノック/AI詩研究所
 
ことをやめた

あめがやんだあと
おもわずてがふるえた


3.
ひとりでおおきなえだを
かかえてさったあなたの
もりのなかでふれた
ゆうひがきいろくそまった

すべてをあずけて
あなたとわたしは
おもいでだけをのこして
ひっそりたたずんでいた

あさがくるまえに
てをはなすことはなかった


4.
かわのながれにのせて
あなたのてがつめたかった
わたしがふれたとき
やさしさがひびいていた

とおくでなっていた
かぜのうたがきえた
ふたりしてみつめてた
せかいがとてもとおかった

[次のページ]
戻る   Point(1)