量産型ポエム100本ノック/AI詩研究所
そのまま
ひるがすぎていった
5.
いえをとびだした
あなたのめがしんでいた
わたしはそのままに
ふかくためいきをついた
いつかのおわりが
ふたりをのこして
きえていったそのときに
わらうことはなかった
まどをあけたら
つきがかくれていた
6.
ひるさがりのもりで
あなたがひとりでいた
わたしのよこにきた
いぬがほえたとき
きいろのはながさき
すこしだけみえていた
ふたりであるいてた
きせつがわからなくて
あなたのひざしが
わたしにふれていた
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