沈没船の内訳は君のように俺のように/ホロウ・シカエルボク
 
ように書いていないからなのかもしれない、別に俺が唯一無二だとか言いたいわけじゃない、ただ俺は自分がどう書けばいいのかを知っていて、その為に邁進しているというだけのことだ、そしてそれをひたすら繰り返し重ねて来たから、これぐらいのことは言えるというだけの話なのさ、ニュースは終わり、ジャズが延々と流れた、極をセレクトしている渋い声の男は、プレイヤーの略歴を淡々と語るだけだった、それは懸命な態度に思えたけれど、同時に無責任にも思えた、俺なら素人のように、この曲のこんなところが好きなのだと煩いくらい語るだろう…まあ、それはただ俺には、ジャズというジャンルに取り立ててこだわる理由が無いというだけの話なんだけど
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