第49回城戸賞二次選考通過作品シナリオ【銀木犀の樹の上で】改編稿?/平瀬たかのり
 
。俺の女に
 するんじゃっ――おまえまで
 なにを笑とるんじゃ!」
   末永にビンタをする久保。
末永「すみません」
久保「おい、クソデブ。おまえ
 みたいなブタがよ、黒沢といっ
 しょに青原の公民館行ってる
 の見るだけでクソムカつくん
 じゃ。ボケ!」
   教平の腹に膝蹴りを入れ
   る久保。
久保「奥原のガキはションベン
 臭い一年と付き合い始めたい
 うて聞いたから、安心しとっ
 たのによ。ええかクソデブ。
 黒沢美花は絶対俺の女にす
 る。よう覚えとけ」
  立ち去る久保らヤンキー
  集団。
  教平、腹を押さえ地面に
  寝転び、苦悶し
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