陽の埋葬/田中宏輔
ロートレアモン『マルドロールの歌』第四の歌、栗田 勇訳)
わたしの心臓は喉(のど)までも鼓動してくる。
(ニーチェ『ツァラトゥストラ』第三部、手塚富雄訳)
わたしが蜜に欠くことがないように、
(ニーチェ『ツァラトゥストラ』第四・最終部、手塚富雄訳)
休みなく活動する
(ゲーテ『ファウスト』第一部、相良守峯訳)
apis
蜂、蜜蜂
(研究社『羅和辞典』)
わがむねの、満(み)つるまで、
(ゲーテ『ファウスト』第一部、相良守峯訳)
行きつ戻りつして、
(トーマス・マン『トニオ・クレーゲル』高橋義孝訳)
この胸に積みかさね、
(ゲーテ
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