シナリオ・百合崎高校馬券部始末記?/平瀬たかのり
 
真理「そのときに嘘はつかないでちょうだい」
   立ち去る真理。立ちつくす涼歌。

○涼歌の家・キッチン(夜)
   向いあって座っている勝、美雪と涼歌、
   真理。沈黙。
   勝、涼歌の頬を張る。
美雪「お父さんっ!」
勝「何で叩かれたか分かるか涼歌」
涼歌「……」
勝「おまえがお母さんの信頼も先生の信頼も
 裏切っていたからだ」
涼歌「馬券買ってたの黙ってたことは謝る。
 でも、正直に話してたら許してくれた?」
美雪「涼歌――」
涼歌「わたしは、わたしの気持ちのとおりに
 放課後や日曜を過ごして、馬券を買ってい
 ました。悪いのはわたしです。だからお父

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